2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」グローバルなカンニング作戦でスパイ映画みたいなスリルを味わう

サブスク解約前に慌てて見ています。その中の一本。ネトフリで。 「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」(2018年公開) 映画.com 成績優秀の為特待生として有名校に転入を果たした女子高生リン。周りは金の力で入学して来た学生らしく、裕福だが成績の…

「明日に向かって撃て」お洒落なセリフと音楽で久々のポール・ニューマンが懐かしすぎた!

よく行く近場の映画館で「ポール・ニューマン特集」をやっていたので。小学生くらいの時大好きだったんです。マセてましたね(笑)。 「明日に向かって撃て」(1969年) 19世紀アメリカ。銀行や列車を襲撃、強盗を続けるお尋ね者のブッチ・キャシディ…

小説に出てきた「真言」について

「旅する練習」のお話をしましたが、作中にしばしば出てくる「真言」。物語にも深く影響するのですが、真言そのものも興味深かったので、もう少しお勉強を兼ねて触れてみたいと思います。 minonoblog.hatenablog.com 真言は、「サンスクリット語のマントラ(…

「旅する練習」自然や仏教にも触れて時間がゆっくり流れるようなロード・ノベル

先日読んだ雑誌「スピン」の中のエッセイで紹介されていた一冊。三島由紀夫賞と坪田譲治文学賞を受賞、芥川賞候補にもなった作品(だったのをすみません、知らなかったのですが)をAudibleで。 「旅する練習」 乗代雄介 著 小説家の「私」は、コロナ禍で春休…

「2046」1960年代の香港の雰囲気にレストアで浸る

先日映画館で観てきました。ずっと観たかったやつです。やっとこれでウォン・カーウァイ三部作観れました。 「2046」 引用 映画.com ウォン・カーウァイの過去5作品が4Kレストアで再上映されるプロジェクトが実施されており全国で順次公開中のようです…

「スピン」期間限定の雑誌で本の良さを改めて感じる

今日実家に帰っているのですが、先日本屋で手にしたこれを連れてきました。久しぶりに「紙の」本を読んでのんびり読書するシアワセ。 「スピン」 引用:河出書房新社 2026年に創業140周年を迎える河出書房新社が、その記念企画として発行したのが、16号限定…

「孤独を生きる」超楽観的な「孤独」との向き合い方を読んで

とても久しぶりの齋藤孝氏の著書。Audibleで読んでみました。 「孤独を生きる」 齋藤孝 著 一時期子供がまだ小さかった頃に、子供の学習関連で著者の本を何冊か読んだ記憶があります。「勉強のチカラ!」なんかは面白かったなぁ。「なんで勉強しないといけな…

価値観の変わっていく未来に、「イイね」が持つ影響を考える

山口周氏の三冊目。今回は対談形式です。Audibleで。 「世界観をつくる 感性x知性の仕事術」 山口 周 水野 学 著 引用:Amazon.co.jp モノが売れないと言われている現代。しかし社会に過剰に溢れているのは「モノ」だけではなく、その「モノ」を作り出す思考…

「第三夫人と髪飾り」美しい映像のベトナム映画に悲しい夫人たちの運命を観る

昨日寝る前に軽い気持ちで観た映画。とっても深いお話でした。アマプラで。 「第三夫人と髪飾り」(2019年) 引用:映画.com 19世紀の北ベトナム。富豪である大地主のもとに第三夫人として嫁いできた14歳のメイ。一族には、唯一の男子を産んだ第一夫…

映画「TITANE チタン」で説明できない狂気を観る

3連休でしたね。毎日が日曜日の私にとっては長い週末のようでしたが。でも家族全員出かけてくれたお陰で映画二本も(ポイント諸々で¥1、000で!)観られたというとても有意義な連休でした。 ついでにネトフリでも観たので何だか気が付けばシアワセな週…

「アンオーソドックス 」で女性の自立を観る

最近サブスクの見直しをしていてその中にネトフリも入っています。いろいろ込み込みスマホパッケージみたいですがそろそろ一旦解約してもいいよね、という話に。そもそも何でネトフリに入りたかったか、という事を考えると、そうだった、このドラマが観たか…

スマホを駆使した発信力と行動力をホリエモンの本で学んでみる

ホリエモンによるスマホを駆使した生き方の本。予想通りに最初から最後まで「ホリエモン節」でした。Audibleで。 「スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー 35の行動スキル」 堀江貴文 著 彼自身冒頭で言っている通り、スマホの使い方やオススメのアプリの…

今週のお題で。朝のジョギングの話など

今日は「今週のお題」。初めて参加します。 30年以上の会社勤めがなくなってどっぷり家で主婦している今、「ルーティンは?」と聞かれて「家事全般です」と答えてしまいそうになる毎日なんですけど(家に一日中いて、やる事が何で次から次へと出てくるのか…

相手の心を開くことは難しいけれど、人の話を聞いてみたくなる本でした

TVや雑誌でお馴染みのアガワさん。少し前の本をAudibleで。 「聞く力」 阿川佐和子 著 阿川さんと言えば、雑誌やTVで対談やインタビューをなさっている方のイメージ。「オハナシする」のに慣れた印象ですが、本書ではこれまでのあれこれ失敗談や苦労話を交え…