地元が賑わっている…かな?

野球なんて全く興味はなかったものの、やはり「日本一」の称号?は凄まじいものです。こんな商店街でもお祝いムードが直撃していました。

生まれ育った地元は阪神タイガースのお膝元。熱狂的なファンも少なくありません。勝ったと言えば騒ぎ負けたと言えば騒ぐ。もう典型的な関西の「濃い」人々がそこかしこにいます。

今回38年ぶりの日本一とか。その38年前の熱狂ぶりは今でも記憶に新しい(なんせ滅多にない事なので)。野球を知らない私ですら「神様、仏様、バース様」の呪文(?)は耳に残っているほど。

道頓堀にダイブした人はたくさんいたし(あのカーネルサンダース像も巻き添え食らいましたっけ)、それこそ「盆と正月が一緒に来た」ような騒ぎでした。

私と言えばそれはまさに就活真っ只中の頃。「それどころじゃないわよ」的な感じで殆どのTVも見ていませんでしたっけ。

さて、それからほぼ40年経ちお久しぶりのオメデタイニュースに地元の商店街も沸いております。

でもなぁ、40年前と明らかに違うのは商店街の活気の無さ。殆どの個人商店はシャッターが閉まりっぱなしであとはコンビニや大型スーパーの参入で様変わりし、駅に近くなる程パチンコ屋ばかりが威勢よくなる光景は、本当に地元の衰退を痛感させられるばかり。

実家に定期的に戻っている身としては、何か良いところを見つけて、帰るのが楽しみにしたい、と思うのですが…なかなか難しいのが現状です。

この38年ぶりの戦勝ムードでも、いつもより少しばかり増えた人の往来を眺めていても、これが地元の景気回復になるとはちょっと思えないのが正直なところ。

一方、こちらは大阪(梅田と言います)阪神駅の入り口。(百貨店内外で既に行列を目にした後ではあったものの)人だかりができていたので興味本位で行ってみたら…

フツウに優勝記念の看板があっただけでした(そう言いながら自分も撮っちゃったけど)

昔の記憶を辿り寄せながら、いろんな事を思った帰省でした。