美術展大好きなのに何となくいつも見逃しがちなので今年こそはと昨年から情報収集していました。山田五郎先生のアドバイスを参考にしつつ…
一瞬「コロナ自粛の反動か」とも思えたのですが、まだまだだそうで、本格的に盛況となるのは来年以降に期待できそうです。ですが待ちきれず久しぶりにこんな本まで買ってしまいました。
「美術展ぴあ2023」
さて、山田五郎氏の2023年イチオシの美術展という事で順番に。
山田先生のオススメで無くても絶対行こうと思っていた、大好きなエゴン・シーレ。日本では30年ぶりの展示会となるらしく、所蔵品としても突出した点数となるレオポルド美術館からの展示という事で期待できるのではないでしょうか。というかもう期待しかない…
山田氏によるとフランス美術史を語る上で欠かす事のできない「ブルターニュ」であるのに、これまでスポットがあまり当てられていなかった事から今回の展示はとても価値のあるものであるらしいです。モネ、ゴーガン、黒田清輝など国内各地から選りすぐった約160点の展示。
茨城県近代美術館
上記とは別にSOMPO美術館でもブルターニュ ポン=タヴァン派の展示会があります。
SOMPO美術館
パリのポンピドゥー・センターのコレクションを中心に紹介される大型展。キュビスムを創始したパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラック以外にも多数展示される予定。
この他ルーブル美術展もありますし、日本画家は佐伯祐三や(怖い絵の)甲斐荘楠音、「大阪の日本画」と称して近代大阪の日本画展も開催されます。
個人的には、貴重な文化財の大規模展覧会になる「特別展 東福寺」(@東京国立博物館)も見逃したくないところ。
海外の美術館との展示会交渉は2、3年かかるそうで、コロナで中断されていた交渉がやっと再開され始めていることから、本格的な展示会再開は来年以降の見通しだそうです。
まだまだ収束とは言えないコロナ。ビジネス・経済のみならず、文化的交流を考えれば、これ以上の蔓延は食い止めたいと切に願うばかりです。