半蔵門ミュージアムで無料公開の仏教美術品を鑑賞

先日上野で東京国立博物館に行ったその日にこちらにも。以前から行きたいと思いつつなかなかタイミングが会えず(毎週月・火曜休館)やっと念願かなって。

半蔵門ミュージアム

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写真出典:千代田区観光協会

半蔵門ミュージアムは、宗教法人真如苑が所蔵する仏教美術品を一般公開している施設で、無料で展示物を拝観することができます。

地下1階の展示スペースでは、運慶作と推定されている大日如来坐像(重要文化財)やガンダーラ仏伝浮彫が常設、この他仏像や仏画、経典など定期的に入れ替えながらの展示となっています。

ミュージアム半蔵門駅4番出口すぐ。到着した時が丁度3階シアターで仏教美術に関する映像が上映されるタイミングだったので、先にビデオを鑑賞する事に。私が観たのは、ガンダーラ仏教美術についての映像で、ミュージアムが収蔵する仏伝浮彫を中心に、後にブッダとなるシッダールダの生涯を追ったもの。これ以外にも「大日如来像と運慶」や「曼荼羅」を解説した映像も交互に上映されているようでした。

地下一階に下りると入ってすぐの辺りにガンダーラ仏伝浮彫の展示があり、シアターで観た映像の断片を見るようです。

中央には運慶作と言われている大日如来坐像が。近くにある不動明王坐像や両界曼荼羅と共に静かな空間をつくっています。これが常設展示でいつでも見られるとは。何とも贅沢な気分にさせてくれます。

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真如苑

展示物は少ないものの、ゆったりとしたスペースでじっくり鑑賞できて良かったです。11月22日からは特集展示もあるようなので、又出来れば立ち寄りたいと思います。