数日の海外旅行中あまりアクティブに動かなかった我々夫婦2人。割と早めにホテルに戻るとTV見ながら「アメリカも割とバカバカしい番組多いよね」など言いながらぐだぐだしていました。
実際やたらチャンネルが多く、なかでも視聴者参加番組の豊富な事。お国柄リアクションが派手だから成立するのか。「歌詞を間違えないで歌えたら賞金xxドル!」や「知る人ぞ知るトリビアクイズ!」など、単純なのがウケるのは何処も同じという事ですね。
非アクティブなのは留学中の娘も似たような感じで、「特にやる事なかったら映画でも観る?」って、えー海外まで来て映画観に行くなんて…でも結局観に行ってしまいました。しかも失礼ながら普段なら自分では絶対映画館まで行っては観ないようなもので…しかしそれなりに楽しめました。やはりアメリカンな雰囲気に感化されたのか。
「MEGザ・モンスター2」
映画.com
潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、ジウミン・ジャン(ウー・ジン)含む海洋調査チームと共にマリアナ海溝へ渡り人類未踏の約10キロの深海へ向かうが、そこで巨大サメと更なる巨大生物に遭遇。やがてサメたちは深海からビーチへと浮上し人間達に襲いかかる。
巨大メガドロン(MEG)とジェイソン・ステイサムとの死闘を描くアクションシリーズの続編。前作観てませんが全く問題ありません。何ならストーリーもそんなに細かく分かってなくてもいいかも(実際私のヒヤリング力ではボロボロ聞き落としてましたし)。
前作では二匹だったMEGが三匹に増え且つ巨大タコや人食いトカゲ(?)も登場して更にパワーアップされた様子。更にどうも海洋調査のスポンサーが悪い奴だったようで人間まで敵がいると言うまさに四面楚歌状態。
しかし絶対不死身の主人公。どんな状況でも負けません。
私の理解が確かなら多分何千メートルの深さを素潜りして戦っていたような…もはや人間ちゃうやん。
恐竜も一飲みするようなサメを「モリ」で次々仕留めるんですよ、彼。もうここまでくると(いや最初からだけど)馬鹿馬鹿しさ通り過ぎて寧ろ清々しい気にさえなってくる。
一緒に戦う中華系同僚ジウミンも死亡フラグが立っているように見えて、倒されそうで倒れずしぶとく生き残るタフネス。
本シリーズ、中国からの資本が入っているそうで、なるほど「アメリカ万歳!中国万歳!」が全編伝わっていました。
ともあれ親子三人観終わって「何かよくわかんないけど面白かったよねー」となったので、ナーンにも考えないで楽しむには良かったようです。日本でもそこそこヒットしてるみたいですね。気温30度超えるとこれくらいのアホらしさが暑気払いになっていいのかも。