ザ・ラストシティ、観てきました

本日近隣の映画館はサービスデイ。本命の作品まで時間があったので待っている間にもう一本(失礼)、と思って観たらこれが案外面白かった!

「ザ・ロストシティ」

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画像:引用 映画.com  https://eiga.com/movie/96303/special/

古代財宝を狙う悪者に拉致される小説家の主人公と彼女を救出する俳優の「冒険活劇」。というか冒頭から「あぁこれ、ロマンシングストーンね」と誰もが思う展開です。これはオマージュなのかパロディなのか(笑)

懐かしいですね。何本もありましたよね、マイケル・ダグラスとキャサリンターナーのコンビ。こういうアドベンチャー系ラブストーリーは頭使わないで観られるのが良いところ。しかも登場する俳優陣が皆嬉々として演じているのがわかります。

ハリウッド俳優って案外こういったアクションコメディ的な映画好んで出ますよね。やっぱりやってて楽しいのかな。

普通アドベンチャー系になると、か弱い女性をマッチョな男性が救う!みたいなイメージですが、本作では救いにきた男子が(ガタイがいい割には)イマイチ頼りなく(チャニンング・テイタムがいい味出してます)、逆に小説書いてるだけの筈の女性の方が既に熟年のパワー?なのか頼もしいくらい。

古代遺跡やジャングルといった定番の光景。発掘された象形文字?の解読や財宝場所の謎解きなど一応ストーリーはありますが、あまり深く追う必要ないのでは?と思えるくらいほぼ何にも考えずにお気楽に楽しめる映画、いいじゃないですか!

悪い一味のボス?にダニエル・ラドクリフ。あぁこんなルックスになっちゃったのね、と思いきやクドイくらいの怪演で悪役を演じています。長くハリポタのイメージが付いて回っていたけれど、最近はB級映画などにも出て何か楽しそう。本作でも吹っ切れた感じが絶妙です。

そして意外なのはブラット・ピット。ヒーロー役なのね、と思わせておいてまさかの贅沢な使われ方をされていてちょっとびっくりな上に笑えます。

と、個人的には結構いいと思っていますが、ネットを見てみると海外も含め割合に辛口のコメント多いですね…残念だなぁ、面白いのに。

ちなみに今回サンドラ・ブロックが主演とプロデュースを兼ねているそう。活動休止について言及しているようで今作が最後の出演?と言われているらしいです。「家にいたい」というのは同じ年の人間としてとてもわかりますが、お休みしてまた復活してもらいたいです。