先日まで日経の「私の履歴書」に漫画家の里中満智子氏の連載がありました。懐かしいなぁ。小・中学生あたりは漫画好きだったのでいくつか読んだ記憶があるのだけど、どちらかというと大人っぽい絵のイメージでしたね。連載でご本人が言われていたようにいつからか「歴史物」に重点をおかれていたようでその頃には漫画も読まなくなっていたのかも。でも記憶では「大人の恋愛もの」が多かった印象があるんだけどなぁ。違ったかしら。
「漫画が好きだった」とは言っても買ってもらった訳ではなく、貸本屋さん（昔はあったんですよ。そういうのが）だった友達の家で読ませてもらったり、そろばん塾にあったのを片っ端から読んだり。あとはたま〜に雑誌「りぼん」を買ってもらっていたかなぁ。
読むだけでなく描くのも好きで小学生頃まではチラシの裏やわら半紙にきちんと線でコマ割り（のような事）をしてホッチキスで止めてそれらしく見えるように作っていたりしていました。
中学や高校に入る頃には興味の対象が漫画から絵画の方に移っていったので漫画を読むことも段々と無くなりましたね。友達と話が通じない、とか特に不自由も感じなかったし。よく大人になっても漫画読んでいる人は多いけれど自分はそれ程読みたいとも思わないままだった。
子供が小さい頃は特に「禁止」しているわけでも無かったけれど（ただでも読書しない子達だったので）漫画を買う時は「フツウの」本も必ず読むようにしてね、とだけ言い添えていました。
長女はどうも「オタク」気質で小学生の時から社会人の今まで「ポケモン」好き。ゲームを楽しみグッズを求めてポケセンに行く事で仕事の疲れが癒されるのだとか。ポケモンに限らず漫画全般好きなので仕事帰りに本屋に立ち寄り漫画本を数冊買って嬉々として帰宅してくるのを見るとまぁ羨ましくなります。彼女も読むだけでなく描く事も好きな人。ペンタブでデジタル画をやってます。私のようにチラシを使うようなアナログなことはしません（笑）
例の「鬼滅ブーム」の時も一応流行り物だから、と数冊読んでみたけれど私はハマら無かったなぁ。あんなに漫画好きだった自分はどこにいっちゃったんだろう… 夫も次女も一緒になって「鬼滅だ」「呪術廻戦だ」と盛り上がっているのを見ると私一人蚊帳の外で何となく淋しい気分に。
好みの違いはしょうがないので母は一人本を読むなり映画を観るなりいたしますか。
冒頭の里中満智子センセイで思い出したのは坂本龍馬が出てくるやつ。やっぱり絵が大人っぽいですよね。
