脳を使って走る?

ジメッと蒸し暑くなりましたよね。朝走る時も少しづつ軽装になっています。一人で黙々と走っているんですがよく途中から考え事をしていたりします。今朝は天気がいいからシーツの洗濯でもしようかな、とかお昼は何食べようか、とか。すれ違う人が面白そうだとブログのネタにならないかな、とか…。そうこうしているうちに走り終わる感じ。走り方や呼吸を意識するよりずっと楽に動けます。何か別の事を考えている事で気が紛れるんでしょうね。たまに頭の中で歌を歌ったりも。流石に実際には歌いませんけど。

昔はイヤホンで音楽聴きながら走っていたのですが耳が小さいんですかね、ポロポロ耳から外れるんです。これはもとより、、

ジャックを付けてこれも

あと、耳にかけるタイプやヘッドホンなどいろいろ試したけれど、走る度に邪魔になって結局何も聴かずに走る事に落ち着きました。

そう言えばかなり以前に「チコちゃん」で「何で走っている人はやたらと音楽をきくのか?」がクイズになっていました。

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正解は「音楽を聴く事で脳からのツライとかしんどいといったSOSをかき消してくれるから」だそうです。音楽の引き起こす喜びや楽しさといったシグナルが、脳のSOSを一時的に打ち消して運動能力を向上させるのだとか。

これって「考え事をしながら走る」と着いてしまう、というのと少し似ていますよね。本来、人間の脳は複数のタスクには不向きだそうで、ふたつ以上の作業をこなしているように見えて際も、実は脳がそれぞれの事柄を行き来しているだけなのだとか。だから脳に「今走っていることではなくて違うこと考えてごらん、例えばね」みたいに何かに集中させるとよりラクに走ることができるという…かと言って「音楽」にしても「考え事」にしても「一時的なSOSの遮断」なのだから自分の体力の限界を超える事にはならないでしょうが。

例えば胃を殆ど取ってしまったウチの母は十二指腸が胃の役割をしていて、そんな話を聞くと人間の臓器って素晴らしいなぁと思う一方で、コンピューターみたいな働きをしている(と思われている)脳が実はマルチタスクには向いていないというのも何だか興味深いです。

昔TVで(確か鶴瓶さんが)「寄せて上げて」のブラの話だったと思いますが、わきや背中あたりの贅肉に「あなた胸ですよ〜」と教えてあげると「え、そうなの?私胸だったのね」と贅肉が「勘違いして」実際に胸の方に移動してバストになってくれる、というコメントをしているのを聞いた記憶が。当時はホンマかいな、と思っていましたが脂肪も脳みたいにシンプルだとあり得るかも。何れにしても「一時的」というのが残念ですけどね。