ひらまぎんざのサンバパレードで、商店街の活気を考える

大学生の娘はブラジル音楽系のサークルに入っています。その繋がりで今日はこんなイベントに参加していたのでちょこっと行ってきました。

 

引用:商店街に行こう!in かながわ 

この平間銀座商店街のサンバパレードは毎年恒例だったようですね。3年ぶりに復活という事らしいです。

「ローカルの商店街のお祭り」で楽器持つ、くらいしか聞いていなかったのですが、これが結構面白かったのです。

16:00開始のパレード。始まる少し前に平間駅に着くともう人の流れができていて、浴衣姿の女の子達もちらほら。

スタート付近で待機していると、STAFFのゼッケンをつけた方々が警察と共に沿道の整備に。えーこんな狭い所でやるのかぁ…と思っていたら、みるみる人が続々集まって気がついたら背の低い私は埋れた状態に。

華やかな衣装のダンサーさん達を先頭にスタンバイにつき、一応我が子の存在を確認できたところで、豪快な音と共にいよいよパレードがスタート。

普通の商店街でそれも割と狭い道をサンバチームが音楽に合わせて進んで行きます。沿道側は人でびっしりなのにそこを自転車で割り込んでくる猛者もいたけれど、多分地元民は慣れているのでしょう。特にトラブルもなくパレードは続きます。

沿道には車椅子で見物されている高齢の方も。きっと久しぶりの賑やかなお祭り、楽しみにされていたんでしょうね。子供達やおじいさん、おばあさんに笑顔で応えるダンサーさん達。小さな子にスティックを持たせてドラムを叩かせてあげているチームメンバーもいました。

中国道のような大きな道路をわたるのですが、それも皆んな(少なくとも私が見えている限りでは)問題なく進んで約40分ほどのパレードは終了しました。15:00から2回目が始まる、との事でしたが私はここで退散。

帰りに改めて商店街を通ると今ではあまり見られない古くて大きな酒屋さんなど、商店街ならではのお店が健在。コンビニやハンバーガー屋もありますが昔ながらのお店も元気なのがわかります。

実家近くでは商店街や駅前で大方閉店して今では「シャッター通り」に。昔の活気を知っているだけに残念だけど諸々の事情から復興はほぼ無理。それを考えると平間の商店街さんの日頃の努力が伺えます。今日のイベントもその成果の一つでしょう。

汗かきかき楽器鳴らしていたウチの子も、そんな地元イベントに少しは貢献できたのかな、と思うとちょっと誇らしいような気がします。

(撮った写真は親目線且つよそ様のお顔も隠しきれず敢え無く使用不可でした。残念)