「究極の疲れない脳」で脳疲労を避ける生活ができるか

何だかちょっと疲れ気味だったので、疲れないでサクッと読めそうなのを選んでみました。Audibleで。

「究極の疲れない脳」

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なんだか頭が「だる重い」、ぼうっとしてヤル気が出ない、寝たはずなのに疲れが取れない、などまるで何かサプリメントの広告に出てくる症状のようで、確かに現代人によく見られるお悩み。これを解決すべく、神経内科心療内科脳神経外科など、その道のスペシャリスト5人の医師が、それぞれの経験や観点からアドバイスを示した共著が本作になります。

「睡眠を十分に取ろう」「溢れる情報はシャットアウトしよう」「スマホ依存から脱却しよう」などなど。

うーん、ざっくり読んで(聞いて)みたものの、特に目新しい事は無いような。書店で売れ筋のようにあったのですが。。後で見たところイラストが豊富で読みやすいというメリットがあったのでしょう。Audibleではその恩恵はなかったからか。。どおりで短い時間で読了出来たわけです。

中にはスーパーポジティブな著者の方もおられて(どなたか忘れてしまいましたが)、こういう人なら脳は疲れないのかもと考えるとと、羨ましく思うくらいでした。

夜10時に寝て、出来ればお昼も仮眠を取り、出来ない事は無理せず人に任せて、無理の無い生活をしましょう。。。ってそれが出来ないのがいわゆる平均的働き盛りの人たちなのでは。

そんな事を言うと身も蓋もないので、やれる範囲で実践しましょうねと言う事ですね。

その中で役立つ項目として挙げられそうなのは、脳疲労を栄養学の点から解説している章でしょうか。

疲労や集中力低下はビタミンB群の不足が考えられる点、疲労回復には鉄が役立ち、ストレスに強くなるには亜鉛が有効である事、腸内環境を整えると脳を活性化する点など、具体的な食材を挙げながら説明されているので、改めて脳疲労の点から食事を見直すのもいいかもしれません。

食事に限らず何事もバランスが大事なので、ここに示されたアドバイスに拘らず「ほどほどに」実践するのが疲れないコツなんでしょうかね。