一人暮らしの実母のサポートの為、結構な頻度で帰省していますが、その際にお世話になっている新幹線。いろいろ比較検討した結果、コスト・利便性の点から、エクスプレス予約でしかも「こだまの早割」を愛用しています。
言わずと知れた各駅運行です。もう笑うくらいに時間かかりますw しかしこの「こだまグリーン早得」のおかげで、グリーン車をかなりリーズナブルな料金(のぞみの普通車より安い!)で利用出来る為、もう長いことグリーン車しか乗っていません。片道約4時間は乗っているのでこれくらいの贅沢は許してほしい…
こだまなので車内販売サービスが無いというちょっと悲しい事になってしまいますが、その代わりグリーン車なら車内雑誌(フリーペーパー)を読めるという特権にあやかれます。
「ひととき」
株式会社ウェッジ
この車内誌、カラー写真が綺麗で掲載文も多く、特集によっては読み応えあるものになっており、目を通すうちに密かに愛読するように(ちなみに一冊550円で購入も出来るようです)。
今回は仏像修理の基礎を築いた新納忠之助という人物にスポットを当て、奈良の寺院や修理施設に彼が修理を手がけた仏像を訪ねるリポートが特集されています。
近代から現代にかけて新納忠之助が確立した「現状維持を基本とする修理」に則り、遥か昔から残されて文化財を、あくまで現状のまま次の世代へと受け渡していく作業を繋げていく技術者たち。その真摯な様子を見ることができます。
株式会社ウェッジ
関西人でありながら、奈良は少し遠い存在。大阪や神戸、京都に遊びに行っても、奈良は選択肢から外されて…「鹿とお寺しかないやん」みたいな…
あぁ何ともったいない。(鹿はともかく)お寺や仏像など今なら訪ねて行きたいところばかり。
なので今回の車内誌も持って帰ってきてしまいました。家でもじっくり読めるお楽しみ。
奈良と言えば昨年からJRがキャンペーンしていますね。
今年こそ帰省に絡めて何とか奈良のお寺めぐりができないものかと、一人画策しております。