お盆にお墓参り、そして恒例のみんなでランチ

お盆です。この時期帰阪して義父のお墓参りは恒例。今年は実父の納骨を2年遅れですませた事もあり実家のお墓掃除もしてきました。

先祖を大事にする沖縄の風習のおかげで、実家では祥月命日や月命日まで御供えをしていたようです。それも祖父母、曾祖父母、その又上まで…となると嫁であった母は結構大変で、代替わりになってからは簡略化しているらしいです。それでも何かあるごとにお供え物は欠かさないのは習慣になっているみたい。

母が体調崩して以降はお墓参りもなかなか出来ずにいて、本人非常に気がかりだったのですが、父がお墓に入った事もあり今年から私が代わりに定期的にお墓のお掃除とお参りをする事に。

行くとしっかりお掃除しているつもりですが、やはり月一くらいだと雑草もたくさんあって今回は夫も手伝ってくれたので助かりました。

子供の時は面倒だな、と思いながら嫌々やらされていたのですが、綺麗にして手を合わせると気持ちがスッキリするのは、自分がそれだけ歳をとった証拠でしょうか。

さて、義父のお墓は京都。こちらは義母たちと一緒にお参りした後、一緒にお昼を食べるのが恒例。そして(ほぼ)毎回のように行くのが東華菜館。

引用:tohkasaikan.com

鴨川、四条大橋側にある本店。創業1945年の北京料理店ですが、建物自体は元々ビアレストランをイメージして設計され、1924年スパニッシュ・バロックの洋館の建築として竣工されたそうです。

なので、外観もさることながら内装も素敵。日本最古と言われるエレベーターも現役で動いています。

 

引用:tohkasaikan.com

格子型で蛇腹式の内扉。完全手動式なのでスタッフさんが運転して下さいます。L字方向で二面開きの扉になっており、初めて乗った時は戸惑いましたが趣があってお洒落。レトロな空間に足を踏み入れた感じです。

引用:tohkasaikan.com

一般客席。広々していて窓から鴨川周辺を一望できます。

引用:tohkasaikan.com

個室も人数に応じて用意されているそうなので特別な機会に予約して利用するのも良いかも。

義母は自身が生まれる前からある立派な建物なので、きっと高いコース料理しかないのだわ、と思っていたらしいですが(昔はそうだったかもしれませんが)勿論一品料理からカジュアルに注文できます。

尚、エレベーターも内装も素敵なお店ですが、見学だけの来客はお断りとあるので、食事を楽しんでからにしましょう。

外は物凄い雨でしたが、久しぶりに顔を合わせた親戚同士で円卓を囲んで、楽しいランチでした。