ラクじゃないごはん作りを気楽に

コロナが落ち着きをみせていても、相変わらずオットの在宅勤務は続行中。当然ウチ飯になります。私も在職後半は在宅だったので、お昼も晩も一緒に食べるのももう3年くらいになりますか。最近は子供達の方が通勤・通学モードに戻り、夫婦2人差し向かいの食卓になる事がしばしば。「老後はこんな感じになるんかな」と思うと、一気に年寄り気分になってどんよりします…

毎日の食事、美味しいものつくろう!と思う時もあれば、ひたすら面倒くさい時も(いや、面倒な日ばかりか)。何かヒントでもあれば、と本屋さんでうろうろしていると結構強烈なタイトルが目に飛び込んできて…

ん?「やる気」に頼らないで行動しよう、のお話は以前にも書き留めてました。

minonoblog.hatenablog.com

今度はお料理で「行動イノベーション」です。

これ絶対表紙買いの人いるだろうな、と思う程イラストもインパクト大。疲れた時やる気のない時でもそんな手間をかけずにできそうなアイデアやレシピが載っています。が、レシピが出てくるのは後半で冒頭から始まるのは日常よくあるエピソードを交えたエッセイ。パラパラみるといかにも「あるあるな」主婦の愚痴が。例えば夫に言われて一番イラッとくるのは「何でもいいよ。簡単なもので」。簡単なものって何なんだ。お腹空いてないの?アッサリ系か?とありあわせを出せば「もうちょっとお腹にたまるものがいいな」って結局いつもの用意が必要になる。

ウチもあります。「簡単でいいよ。カレーとか」なんておっしゃる。じゃあ自分で「簡単に」作ってよ。何ならレトルトでもいいぞ(多分買ってくるの邪魔臭い、になりそうだけど)。

外食にまつわるお話も。「何か食べに行こうか」と聞いても、あれが食べたい、これがいい、と散々意見が割れて結局「面倒だから家で食べよう」になる、など。

我が家の場合、ウチ飯が好きな夫と長女(別に家の味が好きな訳ではなくただ面倒くさがりなだけ)がいると高い確率で上記のような結論に。最近長女はUBER好きになったので(しかも自分の稼ぎの範囲でやったりするので)すごく楽ですが。何れにしても「用意しなくていい」と思っていたのに「何かつくらないと」モードに切り替える時の大変さときたら…

そんなシンドイ日の為の、食材や調味料を使ったヒントをいろいろと教えてくれています。正直レシピのパートよりもユーモアいっぱいのエッセイの方が面白くて、ここを読むだけでも「ま、いいか。何か作るか」と重い腰をあげるのが少しラクになるのが嬉しい。

さて今回留守にするので冷蔵庫においてきたつくりおき。「折角つくったのにこんな残ってるの〜!」っていう事にならないようにしっかり食べてね。