こんにちは。
アナログ人間なのでブログ一つ立ち上げるのに(しかもまだ無料のはてブロなのに)逡巡しながらノロノロすすんだ私だったので、当然本を読むなら「紙でしょ!」と電子書籍にも手を出さなかったのですが、使ってみました、Audible。
Audibleは、あの「勝間和代氏(我が家では夫婦揃って多々影響されているので後々語りたいw)」がオススメしているAmazonによるオーディオブックサービスで、会員になれば対象商品が聴き放題になるもの。その勝間氏はかなり以前からオーディオブックの利点を強調されていて、影響されやすい私は早速幾つか購入するも、当時はCDプレーヤーで聞くしかなかった事もあり面倒さが先に出て、「やっぱり本は紙媒体よね」と結局は放置していたのです。が、アプリでスマホから聞ける手軽さと、もうシニアになる身としてはちょっと違う事にも「敢えて」手をださなきゃどんどん心身とも老化する恐れから先ずは登録してみる事に。丁度キャンペーン中でもあったので良い機会と一つ、二つと試してみました。
最初に手をのばしたのは無理なく聞き流しできそうなビジネス本や自己啓発系。聞き流して「聞きもらし」たらどうしよう…と思いもしたけれどあの勝間氏も「全部聞き取ろうとしないで大丈夫」的な事を言われていたようだったのであまり気にせず聞いてみると結講これが面白い。ラジオを聞いているような感覚。ナレーションが少々まどろっこしい場合は速度を変える事も可能。勝間氏は2倍速で聞いているそうでこれは流石に速すぎるでしょ、と思ったものの慣れてくると結局1.8〜1.9倍速くらいで聞けるようになるから不思議。
このGIVE & TAKEを聞いて思い出したのは、(度々登場しますが)かなり以前勝間氏が対人関係について「Give & Takeではなく、(見返りを求めず与え続けるGive & Give & Give&Give&Give(Giveの5乗)」を勧めていた事。あの頃はPositive過ぎてついていけない、というのが正直な感想。でもこの「情けは人のためならず」的なコンセプトが実は欧米のビジネスシーンに効いている、というのが今回の面白かったところ。実は合理的なアイデアに基づいていますよ、というのが興味深い点でしたね。
こちら僧侶である著者がブッダの教えを基に生き方、考え方を説くもの。聞いているうちに昔よく読んだヨガ関連の本が思い出されて懐かしい気持ちに。怒りや悲しみに「脊髄反射」しないで心に動きをそのまま受け止める、水に浮かぶ木の葉のようにただそこにある事を「観る」大切さ。ヨガの究極はそういう心の鍛錬で「あぁ自分にはあまりに深淵過ぎて無理だわ」と思ってしまったんだったわ…そんなあれこれを思い出しながらの読了。あれから歳をとったけどまだまだこの境地に立てません。それでも少しくらいは近づけるのかな、いつかは近づきたいな、とおばさんは思うのでした。
他にもトライした小説などについては又今度。結局一週間で2、3冊読めてしまうAudible、やっぱりすごいかも。
Minoでした。