「店長がバカすぎて」

タイトルに惹かれてAudibleで。 「店長がバカすぎて」早見和真 著 Amazon.co.jp 谷原京子ば武蔵野書店の吉祥寺店に勤める28歳契約社員。時給は一向に上がらないのに仕事は激務になる一方。理不尽な客の応対から売上アップへの対策検討まで正社員と変わらぬ勤…

「その手をにぎりたい」

何冊目かの柚木麻子の本をAudibleで。 「その手をにぎりたい」 柚木麻子 著 Amazon.co.jp 東京でOL生活をしていた24歳の青子は、都会の生活に見切りをつけ実家に戻りかんぴょう農家を手伝うことを決意。送別会にと社長に連れていってもらった銀座の高級寿…

「百花」

映画化もされましたね。原作をAudibleで。 「百花」 川村元気 著 Amazon. co. jp 女手一つで自分を育ててくれた母親百合子との間の溝を埋められないままの一人息子泉。自身が既に結婚しもうすぐ父親になろうとする矢先、一人暮らしの百合子が認知症と診断さ…

「カラフル」

この作者が面白かったので、別の作品を…とAudibleで聞き始めると、以前ドラマ化されたのをちらっと観た記憶が。当然オチもわかってはいたのですが改めて。 「カラフル」 森 絵都 著 Amazon.co.jp 生前に犯した罪によって一度輪廻のサイクルから外された「ぼ…

「ベイビー・ドライバー」で音楽とスピード感満載の映像を

アンセル・エルゴート関連で興味があったのでアマプラで鑑賞。予想外に良かったです。 「ベイビー・ドライバー」 映画.com 子供の頃、両親を失った自動車事故の後遺症で耳鳴りに悩まされるベイビー(アンセル・エルゴート)は音楽によって外界から自らを遮断…

地元が賑わっている…かな?

野球なんて全く興味はなかったものの、やはり「日本一」の称号?は凄まじいものです。こんな商店街でもお祝いムードが直撃していました。 生まれ育った地元は阪神タイガースのお膝元。熱狂的なファンも少なくありません。勝ったと言えば騒ぎ負けたと言えば騒…

半蔵門ミュージアムで無料公開の仏教美術品を鑑賞

先日上野で東京国立博物館に行ったその日にこちらにも。以前から行きたいと思いつつなかなかタイミングが会えず(毎週月・火曜休館)やっと念願かなって。 半蔵門ミュージアム 写真出典:千代田区観光協会 半蔵門ミュージアムは、宗教法人真如苑が所蔵する仏…

トーハクの仏像展に行ってきました

今日は秋晴れの中美術館のハシゴ。先ずは東京国立博物館での仏像展を。 「特別展 京都・南山城の仏像」東京国立博物館 東京国立博物館 本特別展には「浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念」と副題がある通り、京都の南山城に位置する浄瑠璃寺の国宝「阿弥陀如来…

「最後は臼が笑う」思わずクスッとなる関西女のお話

サクッと読める短編。Audibleで。 「最後は臼が笑う」 森 絵都 著 Amazon.co.jp 友人の桜子は39歳の公務員。生まれてこの方妻子持ちや借金持ちなどロクでもない男ばかりと付き合っており、騙されたり貢がされたりばかりの人生。しかし当の本人は「悪い男ほ…

「レア・セドゥのいつわり」大人の男女の会話をフランス語で

レア・セドゥが観たくてアマプラでヒットしたものを。 「レア・セドゥのいつわり」 映画.com 1987年ロンドン。著名な作家であるユダヤ系アメリカ人のフィリップ(ドゥニ・ポダリデス)は自宅とは別に仕事場にしているアパートがあり、そこには定期的に訪…

久々のセイビでキュビスムに触れる

「キュビスム」と言っても名称は聞いたことがあるだけで良く知らなかった私。今回も「ピカソやってる」くらいの感覚で娘と二人久しぶりの国立西洋美術館に行ってきました。 「キュビスム展 美の革命」 国立西洋美術館 20世紀初頭にパブロ・ピカソとジョル…

ゴッホのひまわりに会いに行きました

新宿にあるSOMPO美術館で開催されているゴッホ展に行ってきました。 「ゴッホと静物画 伝統から革新へ」 今回初めて行ったSOMPO美術館はゴッホのひまわりを収蔵する事で知られる所。1987年安田火災海上保険(現損保ジャパン日本興亜)が58億円で落札し…

「墨のゆらめき」書の世界をテレビドラマのような設定で

久しぶりの三浦しをんをAudibleで。最後まで楽しく読めました。 「墨のゆらめき」 三浦しをん 著 Amazon. co.jp 都内の老舗「三日月ホテル」に勤務する続力(つづき・ちから)は、実直そのものでよく人から声を掛けられたり頼み事をされてしまう程人の良さが…

夜中にラジオを聞いていた頃を思い出して

突然の訃報で「昴」がよく流れていましたが、私にとっては谷村新司さん、と言うかチンペイさんと言えばラジオを聞いていた頃を思い出します。 6つ上の姉がいたせいで、「勉強してるから」と親には言い訳しつつ夜中にゴソゴソとラジオを取り出して一緒に聞い…

「マリコ、東奔西走」久しぶりマリコ節のエッセイを

最近、遠ざかっていたAudible。月会費払っているんだから利用せねばと思いつつ滞ってしまいました。こんな状況なので聞き流しできる本で(失礼)と探してこれに当たった次第。 「マリコ、東奔西走」 林 真理子 著 Amazon.co.jp 週刊文春に長期好評連載中のエ…

「オールド・ボーイ」想像以上に「痛い」シーンが多かった…

久しぶりに家に誰もいない夜、何かいい映画やってないかな、と思っていると期間限定特別割引で上映されているのを見つけて。以前にアマプラでチェックしていたままだったのでこれはラッキーと鑑賞しました。まぁ… エグいシーンの多い事。さすが韓国映画です…

「異邦人」意図せずに京都の文化と日本美術を通して京都人に触れる

先月は夏の旅行後のコロナでダウンしてしまった影響もあってあっという間に過ぎてしまい、まともに本を読んでいませんでした。病床にある時こそAudible…と思ったものの実際しんどい時は集中して何かを聴くなんて出来ないものだとわかりました。 さて、これは…

「シュヴァリエ」革命の時代を生きた作曲家

機内で観た最後の作品。全く予備知識なく鑑賞しましたがなかなか見応えありました。 「シュヴァリエ」 映画.com 18世紀フランスのパリ。ジョゼフ・ブローニュ・シュバリエ・ド・サン=ジョルジュ(ケルビン・ハリソン・Jr)は、フランス人農園主と黒人奴隷…

「きっと星のせいじゃない。」切なく哀しいけれど爽やかさも感じるラブストーリー

引き続き機内鑑賞作品。アンセル・エルゴート繋がりで。ところでもう10月になったと言うのにコロナ後なかなか風邪状態から抜け出せません。皆さんくれぐれもお気をつけて。 「きっと星のせいじゃない。」 映画.com 末期の甲状腺がんが肺に転移して酸素ボン…

「ウエスト・サイド・ストーリー」蘇る名作をスピルバーグテイストで

機内で観た何本目かの作品。途中寝る事も想定してストーリーがハッキリわかっているのをチョイス。結果、意外に良くて寝ませんでした。こう言う古典的ラブストーリーはある意味安定してますね。ハッピーエンドじゃないけれど。 「ウエスト・サイド・ストーリ…

「アバウトタイム 愛おしい時間について」繰り返すタイムトラベルの中で見つける本当の幸せ

以前から気になっていた作品。日本語字幕が無かったので音声のみで頑張れるかなと思ったけどあっさり吹き替えに切り替えて鑑賞。復路の機内で。 「アバウト・タイム 愛おしい時間について」 映画.com イギリス南西部の海辺で暮らす青年ティム(ドーナル・グ…

「ザ・メニュー」孤島の高級レストランで、奇妙で奇抜なディナーを

往復の国際便でも映画は結構お世話になりました。初見の作品がチラホラあったのでこれはお得だったかも…と思ったのですが、結果は半々といったところですかね。本作は以前に劇場で観られなかったものだったので期待していたのですが… 「ザ・メニュー」 映画.…

「グランツーリスモ 」リアルな映像でシミュレーションしている感覚に

ハワイ島最終日。チェックアウト後ホテルからシャトルバスで最寄りのショッピングモールらしき所に行った際ぶらぶらしながら、まさかの「映画でも観る?」ってどれだけ映画好きなの?と言うかどれだけ我々夫婦非アクティブなんだろう… カフェレストランの奥…

「MEGザ・モンスター2」で暑さも吹き飛ばせるか!

数日の海外旅行中あまりアクティブに動かなかった我々夫婦2人。割と早めにホテルに戻るとTV見ながら「アメリカも割とバカバカしい番組多いよね」など言いながらぐだぐだしていました。 実際やたらチャンネルが多く、なかでも視聴者参加番組の豊富な事。お国…

自宅療養中です

今月はまめにアップしよう!と思っていた矢先に実家から帰宅後発熱してしまい38.8度。あぁヤバいな、と思いつつバファリンで何とか37度台まで持ち直し、週明け発熱外来で検査したところ、コロナ陽性でした(インフルは陰性) で、今日連絡があり実家の母も陽…

「雨月物語」に甲斐荘の世界観を垣間見る

先日の美術展で鑑賞した甲斐荘楠音が衣装担当した映画。溝口健二監督作品を全編観るのは多分初めて。アマプラで。 「雨月物語」 映画.com 舞台は戦国時代の琵琶湖沿岸部の村。戦乱の機に乗じ金儲けを企む貧しい陶工の源十郎(森雅之)と、侍になり立身出世を…

星空を満喫したハワイ島

私はアメリカ本土は初めてだったのですが、娘の滞在先のシアトルのみとして、帰路は夫の希望でハワイ島に。ハワイは新婚旅行でマウイに行ったきり。30年以上になりますか。 到着したコナ空港は入出国やゲートの案内こそ出ているものの、何だかどこかの駅に…

久しぶりの海外旅行でした

ご無沙汰しています。 シアトルに留学中の娘を夫と二人訪ねてまいりました。 夫は元米国留学体験者だし海外出張も多かったので全面任せて良いだろうと思っていたら、本人曰く「久しぶりの海外で勝手がわからん」と言う事で、自分たちで手配するには心許ない…

「やさしい訴え」クラシックの音楽と楽器と男女のお話

短編集が良かった小川洋子を又読みたくなったので。今回もAudibleで。 「やさしい訴え」小川洋子 著 Amazon.co.jp 不実な夫との生活から逃れ山間の別荘に移り住んできた、カリグラフィーの専門家である「わたし」。突然楽器を弾けなくなった元ピアニストで今…

「1日誰とも話さなくても大丈夫」一人で生きていく力強いアドバイスになるかな?

サクッと気楽に読みたいなと思って選んだ本作。期待通りであっと言う間に読了できました。Audibleで。 「1日誰とも話さなくても大丈夫 精神科医がやっている 猫みたいに楽に生きる5つのステップ」鹿目将至 著 鳥居りんこ 取材・文 Amazon.co.jp 長いコロナ…